ティアフォーとArmが協業、自動運転技術の開発加速へ

・ティアフォーとArmが自動運転で協業

・Web.AutoとArm技術の統合

・自動運転の開発サイクル短縮を目指す

ティアフォー Web.Auto
ティアフォー Web.Auto全 1 枚

自動運転ソフトウェア開発のティアフォーは3月14日、半導体設計大手Armとの協業を発表。この提携により、自動運転システムの開発サイクルの短縮と効率化を目指す。

近年、自動車業界ではソフトウェア定義型自動車(SDV)の開発が進み、開発サイクルの短縮が求められている。Armは、ティアフォーやThe Autoware Foundation(AWF)と共に、Arm Automotive Enhanced(AE)技術を用いた新しい仮想プラットフォームとソフトウェアソリューションの立ち上げを進めている。

ティアフォーが提供するWeb.Autoは、クラウド技術を活用した自動運転システムの開発運用に特化したプラットフォームだ。今回の協業では、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上で動作するArmアーキテクチャを採用した仮想的なコンピューティング環境とWeb.Autoを統合。これにより、自動運転のシミュレータやCI/CDパイプラインなどの開発向けツール、車両管理や遠隔監視システムなどの運用向けツールを組み合わせ、効率的な開発と安全な運用を実現する。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  4. 3輪電動モビリティ「Raptor」、新デザインモデル初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る