クルマの購入、4割が「ひと目惚れ」…96.6%がその後も満足

・半数以上がひと目惚れ購入経験あり

・クルマ購入の第1位理由はデザイン

・ひと目惚れ購入で高い満足度

BMW X2
BMW X2全 11 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は3月15日、国内の20代から60代までの1000人を対象に実施した「ひと目惚れ購入に関する調査」の結果を発表した。

調査結果によると、54.9%の人が「普段ひと目惚れをして商品を購入したことがある」と回答した。これは、日常生活の中で半数以上の人々がひと目惚れによる購入経験を持っていることを示している。特に若年層ほどこの傾向が顕著で、年代が下がるにつれてひと目惚れ購入が多くなるという結果が明らかになった。

クルマに関しても、ひと目惚れによる購入経験がある人は約4割(36.2%)に上る。20代から40代の層では、42.2%がひと目惚れを経験しており、高額商品であるクルマにおいても、デザインなどの直感的な魅力が購入動機となっていることが伺える。

直近で購入されたクルマについて、購入理由の第1位は「デザイン」であり、46.8%がこれを挙げている。コストパフォーマンスや乗り心地を上回る結果となり、特に20代から40代ではデザインを重視する傾向が強いことが分かった。

ひと目惚れで商品を購入した人の大半は、現在でもその商品を気に入っており、96.5%が満足していると回答している。また、ひと目惚れで購入したクルマに対する満足度も高く、96.6%が満足していると答えており、97.8%が運転の楽しさや幸福感を感じていると述べている。

早稲田大学の枝川義邦教授によると、ひと目惚れと満足感の関係は科学的にも証明されている。人は0.5秒で魅力的かどうかを判断するという研究結果があり、これはモノに対しても同様であるとされています。ひと目惚れによる購入が高い満足度をもたらすことが、今回の調査結果からも裏付けられている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る