「ヴァンキッシュ」復活か? アストンマーティンが新型スーパーカーを開発中

アストンマーティン DBS 後継 V12スーパーカーのプロトタイプ(スクープ写真)
アストンマーティン DBS 後継 V12スーパーカーのプロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

アストンマーティンは1月18日、2ドアクーペ『DBS』最終モデルとなる「DBS 770 Ultimate」を発表した。今回のスクープは、その後継モデルと見られる新型スーパーカーの開発車両だ。その姿、スペックにせまる。

アストンマーティンの新型スーパーカー

初代DBSは1967年に誕生。1972年に生産終了するも2007年にフラッグシップモデル「DBS V12」として復活した。2012年にDBSが再び生産終了となった後、空白の6年を経て新たに「DBS スーパーレッジェーラ」として2018年に復活と、時代に翻弄されながらもその名を受け継いできた。

そして現在、アストンマーティンはV12エンジンを搭載したDBS後継モデルを、V8エンジンを搭載した『DB12』や『ヴァンテージ』とは明確に異なる真のフラッグシップとして開発中だという。

アストンマーティン DBS 後継 V12スーパーカーのプロトタイプ(スクープ写真)アストンマーティン DBS 後継 V12スーパーカーのプロトタイプ(スクープ写真)

プロトタイプは、その外観の多くをカモフラージュで覆っているが明らかにDBSとは異なり、ボディワークを完全に新設計している様子が伺える。フロントマスクには、アーモンド型のヘッドライトを装着。グリルはかなりワイド化されている。またボンネットにはV12気筒エンジンを搭載するための巨大ベントを隠す偽装パネルが取り付けられているほか、バンパー下部にはダウンフォースの向上を示唆する分厚いスプリッターも確認できる。

側面を見ると、フロントフェンダー後部にスリムなエアインテークが配置され、リアクォーターウィンドウの形状はより丸みを帯びているように見える。ホイールベースは長く、DBSよりもさらに伸びやかなシルエットだ。

リアエンドからは、ボディ一体となったダックテールスポイラーが際立つ。リアフェンダーの張り出しもかなり主張が激しい。テールライトは完全に隠されているが、偽装パネルからその位置、形状が大きく変わることは明らかだ。また大型のディフューザーが取り付けられ、クワッドエキゾーストパイプがインストールされていることもわかる。

アストンマーティン DBS 後継 V12スーパーカーのプロトタイプ(スクープ写真)アストンマーティン DBS 後継 V12スーパーカーのプロトタイプ(スクープ写真)

アストンマーティンの製品および市場戦略ディレクターのアレックス・ロング氏は、この新型スーパーカーの車名に関して、「DBは通常中核モデルを表すが、このようなフラッグシップモデルには「V」で始まる名前(ValhallaやValkyrieなど)がふさわしい」と語っており、「Vanquish(ヴァンキッシュ)」ブランドの復活を示唆している。

また同氏はDBSの将来について、このブランドには「常にフラッグシップが存在する」と語り、「ブランドの柱としてパフォーマンスに重点を置くことが重要だ。V12エンジンはアストンマーティンの代名詞であり、歴史的に、我々はパフォーマンスブランドであると同時に、高級ブランドでもあったが、そこに戻りたいと考えている」と付け加えた。

DBS 770 Ultimateでは、最高出力770psに向上したが、この新型スーパーカーでは、フェラーリの『812スーパーファスト』後継車と競合するためにも、最高出力800psに達すると予想されているほか、排気量も5.2リットル以上になる可能性もありそうだ。また将来的には、メルセデス製PHEVパワートレインを搭載した電動バージョンが登場するという噂もある。

DBS後継となる新型スーパーカーのデビューは、今年8月のモントレー・カー・ウィークが有力視されている。ヴァンキッシュを名乗るのか、そのスペックは。要注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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