損保ジャパンが「ライドシェア」対応の保険商品

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損害保険ジャパンは、地域交通の支援として政府が進めるライドシェア事業の一部解禁に対応し、3月より「移動支援サービス専用自動車保険」の商品改定を行ない、契約可能な事業者の範囲を拡大する。

●対象拡大の背景

地域交通の持続可能性や、運転免許返納後の移動手段の確保が社会的な課題として認識されている。特に中山間地域や過疎地域では、公共交通の不足により日常の移動に困難を抱える人が多く見られる。これに対応するため、道路運送法では市町村やNPO法人等を運営主体とする自家用車での旅客輸送を認めており、公共交通を補完する移動手段の確保が進められている。

●ライドシェア事業

2023年12月20日に開催された第3回デジタル行財政改革会議において、タクシー・バス等のドライバー不足の解消に向けたライドシェア事業の一部解禁が決定された。これにより、地域の自家用車と運転手を活用した新たな移動支援の仕組みが創設される。

●移動支援サービス専用自動車保険

損保ジャパンは、2019年7月から移動支援サービスを提供する市町村やNPO法人など向けに専用の自動車保険を提供してきた。この保険は、登録ドライバーが移動支援サービス提供中に事故を起こした場合、個人の自動車保険ではなく、専用の保険で対応することが可能だ。これにより、ドライバー確保の課題を解消し、地域交通の支援を後押ししている。

《レスポンス編集部》

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