ハーレーダビッドソンジャパンは、22日に開幕した「東京モーターサイクルショー2024」で最新ラインアップを並べた。トピックは、544万2800円のプライスを掲げる高級プレミアムモデル『CVOロードグライドST』の日本初公開だ。
ベースとなる「ロードグライド」の2024年モデルはフロントフェンダーからサドルバッグにかけてのダイナミックな流れを組み合わせた、進化したフェアリングが特長。ハーレーダビッドソンのデザインDNAを継承しながらも爽やかでモダンな印象を与え、足回りはクローム仕上げとブラック仕上げから選択できる。

ミルウォーキーエイト117 Vツインエンジンは刷新され、新しい冷却システムを採用。ロード、スポーツ、レイン、カスタムと4つのライディングモードを選択することで、路面状況やライダーの好みに応じて性能特性を電子制御でコントロールできる。
エアロダイナミクスは、快適性を向上させ、高速走行時のヘルメットのバフェッティングを平均60%低減。またリアサスペンションのトラベルを3インチに拡大。新設計の一体型シート形状とパッド素材により、長距離走行時の快適性を大幅に向上させている。

インフォテインメントにはSkyline OSを搭載。アナログメーターやスイッチ類に代わる12.3インチTFTカラータッチスクリーンを備え、200Wの新型オーディオアンプがフェアリングにマウントされた。
そしてカスタムビークルオペレーションズ(CVO)モデルであるCVOロードグライドSTは、深めのソロシートと6インチのライザー、モトハンドルバーにより、アグレッシブでアップライトな、アメリカ西海岸のカスタムスタイルを実現。価格も含め、究極のツーリングマシンに仕上がっている。