ZFが研究開発を強化、180億ユーロを投資へ…2026年末までに

ZFの電動商用車向けの新型8速AT「PowerLine」
ZFの電動商用車向けの新型8速AT「PowerLine」全 3 枚

ZFは、2026年末までにグローバルで約180億ユーロの投資を行うと発表した。

180億ユーロの内訳は、研究開発に約106億ユーロ、不動産、工場、設備に70億ユーロ以上となる予定だ。また、全投資の最大30%がドイツの拠点向けになる。

ZFは、研究開発を強化している。2023年の研究開発費は35億ユーロで、前年の34億ユーロを上回った。研究開発比率は7.6%だった。不動産、プラント、設備投資は22億ユーロとなり、投資比率は4.8%となった。

グローバルで競争力を高めるために、パフォーマンスプログラムを実行し、さらなるコスト力の強化を図る。これにより、2025年末までに、グループ全体で60億ユーロを削減する計画だ。これを実現するために、材料調達の効率化、生産性の向上、研究開発コストの改善、関節部門におけるコスト構造の見直し、投資の見極めを行う。

この取り組みは、今後の電動モビリティのさらなる変革に対応するための強みとなる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る