ボッシュがバッテリーリサイクル企業2社に投資…持続可能な技術を開発へ

ボッシュのバッテリーリサイクルのイメージ
ボッシュのバッテリーリサイクルのイメージ全 2 枚

ボッシュの投資部門のボッシュベンチャーズは5月15日、バッテリーリサイクル分野で2つの重要な投資を行ったと発表した。これは持続可能な技術開発に向けた大きな一歩という。

まず、ドイツのcylib社が設立から2年以内に、5500万ユーロの資金調達を行った。2022年に設立されたcylib社は、リチウムイオンバッテリーのエンドツーエンドリサイクルにおいて市場をリードする独自技術を開発している。

同社はすでにパイロットラインを納入し、主要な自動車メーカーやバッテリーメーカーとプロジェクトを完了した。cylib社のプロセスでは、バッテリーパック、ブラックマス、スクラップから、リチウム、グラファイト、ニッケル、コバルト、マンガンなどの原材料を効率的かつ資源や環境に優しい方法で回収している。

ボッシュベンチャーズは、この資金調達ラウンドに参加。cylib社がヨーロッパの主要なバッテリーリサイクラーになるよう支援している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る