ボルボ、初の量産自動運転トラック発表…米国で生産へ

ボルボ VNL オートノマス
ボルボ VNL オートノマス全 1 枚

ボルボ・オートノマス・ソリューションズは5月20日、米国で開幕した「ACTエキスポ」において、ボルボ初の量産自動運転トラック、ボルボ『VNLオートノマス』を発表した。

このトラックは、ボルボの商用車の専門知識と、オーロラ・イノベーション自動運転技術を融合させたもの。これにより、全米での貨物輸送能力の向上が期待されている。

ボルボVNLオートノマスは、プラットフォームベースの設計アプローチを採用しており、ボルボが独自に開発した仮想ドライバーを使用する。これにより、限られた用途でのトラックの自動運転が可能になり、高速道路での走行にはパートナーの仮想運転技術が活用される。

ボルボ・オートノマス・ソリューションズは、安全性、持続可能性、効率性を重視した自動運転輸送ソリューションを提供することに専念している。新しいボルボVNLオートノマスの設計とエンジニアリングのすべての決定は、安全性を最優先に考慮して行われた。そのため、ステアリング、ブレーキ、通信、計算、電力管理、エネルギー貯蔵、車両運動管理システムには冗長性が組み込まれている。


《森脇稔》

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