最大1108馬力のパワーに対応、効率も17%向上…ZFが新型船舶推進装置を発表

ZFの新型アジマススラスター(船舶の推進装置の一種)「ZF AT 50」
ZFの新型アジマススラスター(船舶の推進装置の一種)「ZF AT 50」全 1 枚

ZFは5月23日、新型アジマススラスター(船舶の推進装置の一種)「ZF AT 50」を発表した。最大出力1108hpの船舶に対応し、従来のシステムと比較して最大17%の効率向上を実現している。

ZF AT 50は、LドライブやZドライブとして利用可能で、ウェルマウント、デッキマウント、スターンマウント、トンネル、リトラクタブルスラスターとして設置できる。これにより、タグボートからスーパーヨットまで、さまざまな船舶に適している。

ZF AT 50は、ZFとオランダのクリンペンが共同開発した初の海洋製品だ。この協力により、ZF AT 50は最適化されたギアデザインと流体力学的なケースを備え、従来の製品よりも最大17%の推力とボラードプルを実現する。これにより、同じエンジン出力でより高い速度と推力を実現し、エンジンパワーを削減することで、排出量とライフサイクルコストの削減も可能となる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  4. 「無限仕様カッコいいやん」ホンダ『ヴェゼルRS』無限パーツ登場、SNSではデザインと価格に注目
  5. 【スズキ クロスビー 改良新型】「革の表現」にもこだわりあり、「チルタイムを満喫できる」インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る