トヨタ、自動車の安全性向上へ…15の新研究プロジェクトを米国発表

トヨタの米国先進安全技術研究センター(CSRC)が進める自動車の安全性向上を目指すプロジェクト
トヨタの米国先進安全技術研究センター(CSRC)が進める自動車の安全性向上を目指すプロジェクト全 1 枚

トヨタ自動車の米国先進安全技術研究センター(CSRC)は6月4日、自動車の安全性向上を目指す15の新プロジェクトを発表した。これらのプロジェクトは、5年間の研究に追加され、ドライバーの行動、事故回避、傷害軽減に関する多様なトピックを研究する。

さらに、トヨタはCSRCの研究に基づく新しいティーンドライバー教育プログラム「リスクアテンドプログラム」の開始を発表した。このプログラムは、グローバル教育技術リーダーのディスカバリーエデュケーションとマサチューセッツ大学アマースト校との協力で開発された。多くのドライバーが注意散漫運転について知っているが、トヨタはその知識をインタラクティブな学習に拡張している。

自分のペースで進められる運転シミュレーションモジュールを通じて、10代のドライバーは実際に運転する前に困難な運転シーンに直面し、道路上のリスクを予測または検出する能力を向上させる。このリスクアテンドモジュールは、トヨタのティーンドライバーツールキット「TeenDrive365」に追加される。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る