シリーズ最強、VWのEVワゴン『ID.7ツアラー』に340馬力の「GTX」仕様…予約受注を欧州で開始

フォルクワーゲン ID.7 GTX ツアラー
フォルクワーゲン ID.7 GTX ツアラー全 5 枚

フォルクスワーゲンは6月6日、新型EVワゴン「ID.7ツアラー」の高性能モデル、『ID.7 GTXツアラー』(Volkswagen ID.7 GTX Tourer)の予約受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、6万3955ユーロ=約1080万円と発表されている。

写真:VW ID.7 GTX ツアラー

ID.7 GTXツアラーは、大容量の荷室とスポーツカーの性能を兼ね備えたモデルだ。デュアルモーターのオールホイールドライブシステムを搭載し、前輪と後輪を同時に駆動する。ID.7 GTXツアラーは、広々とした荷室とスポーツカーのパフォーマンスを組み合わせた新しいタイプのスポーティモビリティになるという。

ID.7 GTXツアラーの外観は、ハニカムグリルの特徴的なバンパーやGTX専用のライトグラフィックが目を引く。内装には、ヒーター機能付きのシートや赤いパイピング、GTX専用のマルチファンクションステアリングホイールなどが特徴。荷室容量は最大1714リットルとした。

2個のモーターが最大出力340psを引き出し、0-100km/hを5.5秒で駆け抜ける。前後アクスルに電動モーターを配置したデュアルモーターAWDにより、そのパワーを路面に効率的に伝える。WLTPサイクルでの航続は最大584kmに達する。

バッテリーは、DC急速充電ステーションを利用すれば、最大200kWで充電可能。86kWhのバッテリーは10%から80%まで26分で充電できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る