10日の日経平均株価は前週末比354円23銭高の3万9038円16銭と反発。為替円安を好感し、輸出関連株を中心に買いが入った。先週末のニューヨークダウは87ドル安の3万8798ドルと4日ぶりに反落。5月の米雇用統計で就業者の伸びが市場予想を上回り、早期の利下げに対する期待感が後退したことが売りを誘った。ハイテク株主体の米ナスダック市場は続落。電気自動車(EV)のテスラは0.26%安。外国為替市場で円相場は1ドル=157円台前半で推移。自動車株は全面高となった。