【ニュル24時間耐久レース】確かな手応えを感じた3年連続5位フィニッシュ!トーヨータイヤの飽くなき挑戦は続く

ADAC RAVENOL 24h Nürburgring
ADAC RAVENOL 24h Nürburgring全 22 枚

5月30日に開幕した、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される24時間耐久レース「ADAC RAVENOL 24h Nürburgring」(ニュルブルクリンク 24時間耐久レース) 。“世界で最も過酷”とも呼ばれるニュル24時間耐久レースに「トーヨータイヤ(TOYO TIRES)」がサポートする「TOYO TIRES with Ring Racing」が5年連続で参戦した。

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SP10クラスに2台のトヨタGRスープラ GT4 EVO』(#170、#171)を投入するTOYO TIRES with Ring Racing。約8時間時点で一時中断し、その後1時間を残して終了した史上最短となるニュル24時間耐久レースで、#171がクラス5位、#170がクラス6位でフィニッシュ。トーヨータイヤ陣営としても、確かな成長を感じる3年連続の5位フィニッシュを獲得した。

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レースは#170がクラス6位、#171はクラス11位からのスタートであった。レース開始後の天候の急変など、ドラスティックな環境の中で激しい戦いが繰り広げられた。

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#171は日本人ドライバーである木下隆之選手のドライブでスタート。フォーメーションラップ終了のタイミングで、直ちにピットインしてレインタイヤへ交換。一方で#170はレインタイヤを選択し、序盤からトップを快走した。

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しかしレース開始から2時間が経過した時点で、#170は首位争い中にマシントラブルが発生。その後Ring Racingのメカニック達の迅速な作業により、最小限のタイムロスでコースに復帰した。

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レースは濃霧のために8時間経過時に一時中断され、翌朝も天候は回復せず。その後全車コースインでのフォーメーションラップでコース状況を確認するも改善が見られず、最終的には1時間を残して15時頃にレースが終了。これは52年間続くニュル24時間耐久レースの歴史の中で、最も最短で終了したレースとなった。

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SP10クラスの優勝は逃したものの、TOYO TIRES with Ring Racingは「PROXES Slicks」の性能向上に手応えを持ち、今後はNLS耐久シリーズでのSP10クラスチャンピオン獲得を目指して挑戦を続けていく。

《取材協力:トーヨータイヤ》

《後藤竜甫》

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