オフロード性能を極めたバス、「世界で最も頑丈」と標榜…チェコのトルサスが新型を発表

トルサス・プラエトリアニ 新型
トルサス・プラエトリアニ 新型全 5 枚

チェコのトルサス(TORSUS)は6月11日、『プラエトリアニ』新型を発表した。「世界で最も頑丈で高性能なオフロードバス」になるという。

プラエトリアニの名前とその不屈の精神は、紀元前509年に結成されたローマ帝国の精鋭部隊「プラエトリアンガード」に由来する。この部隊は、世界初の特殊部隊とも言われ、最高の戦闘能力と冷静さを持つベテラン兵士たちで構成されていた。トルサスは、この精神を受け継ぎ、どんな天候や地形でも、どんな用途でも、最前線で任務を遂行できるよう、プラエトリアニ新型を設計した。

新型は、アップグレードされたサスペンション、強化されたシャシー、フルディスクブレーキ、新設計されたキャビン、改良された暖房・空調・換気システムなど、細部にわたる改良が施されている。

全長8.7メートルのポリマー製ボディを採用した。サスペンションとシャシーの改良により、1150Nmのトルクを発揮するMAN製6気筒ディーゼルエンジン、12速トランスミッション、4x4オフロードドライブトレインの性能を引き出すことができるという。

6.9リットルのディーゼルエンジンと12速トランスミッションを搭載し、前後のディファレンシャルロックを備えた4x4オフロードドライブトレインを持つ。新しいフロントウィンチや19.5インチのブレーキディスクも装備されており、どんな障害物も乗り越えることができる、と自負する。

快適性も向上しており、新しいエアベントが均一に冷気を分配し、パイオニア製オーディオアンプも導入された。最大35人の乗客を安全かつ快適に輸送することが可能、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る