ヒョンデの水素燃料電池トラック、延べ1000万km走行…スイスで48台運用中

ヒョンデの水素燃料電池トラック 『XCIENT Fuel Cell』
ヒョンデの水素燃料電池トラック 『XCIENT Fuel Cell』全 1 枚

ヒョンデは6月12日、燃料電池パワートレインを搭載する大型トラック『XCIENT Fuel Cell』が、スイスでの運用において延べ走行距離1000万kmを突破した、と発表した。

この成果は、世界クラスの水素燃料電池技術の長期的な信頼性を証明するもの、と自負する。この達成は、XCIENT Fuel Cellが2020年10月にスイスでのフリート運用を開始してから、3年8か月で実現された。現在、スイスでは合計48台のXCIENT Fuel Cellトラックが運用されている。このトラックは、2つの90kW燃料電池システム(合計180kW)と350kWの電動モーターを搭載し、最大航続は400kmを超える。

通常のディーゼルトラックが1000万km走行すると、約6300トンの二酸化炭素を排出する。これに対し、XCIENT Fuel Cellは大幅な排出削減を実現している。この削減量は、年間約70万本の松の木が吸収する二酸化炭素量、または508ヘクタール(500万平方m)の松林に相当するという。

スイスで運用されている全てのXCIENT Fuel Cellトラックは、グリーン水素を使用しており、生産過程で二酸化炭素を排出しない。これにより、ヨーロッパにおけるエコフレンドリーな水素バリューチェーンの構築に貢献している。

《森脇稔》

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