フライでフライ?! コスモ石油、廃食用油回収でSAF製造へ

廃食用油回収ボックス設置イメージ(セルフ&カーケアステーション光が丘)
廃食用油回収ボックス設置イメージ(セルフ&カーケアステーション光が丘)全 3 枚

コスモ石油、コスモ石油マーケティング、コスモ石油販売は、日揮HDおよびレボインターナショナルと協力し、日本初となる、SAF(持続可能な航空燃料)原料化を目的としたサービスステーションでの廃食用油の市民回収実証を、6月24日より開始する。

この実証は、2050年までに世界のCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の取り組みの一環の、「東京 油で空飛ぶ 大作戦 Tokyo Fry to Fly Project」。地球温暖化というグローバルな課題に対して、市民レベルでの取り組みを促進することが目的だ。一般家庭から出る廃食用油をサービスステーションに持ち込み、SAFに再利用する。実証期間は6月24日から2024年8月31日までで、回収拠点は練馬区、中野区、港区の3か所に設置される。

一般家庭から回収された廃食用油は、レボインターナショナルがステーションから回収し、コスモ石油堺製油所内のSAF製造工場まで輸送される。そこでSAFが生産され、航空機の燃料として利用される予定だ。今回の実証を通じて得た知見を活用し、9月以降には本取組みを本格運用し、都内サービスステーションに順次拡大していくという。


《小崎未来@DAYS》

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