新型SUVクーペ、ハイブリッドも設定…長城汽車の「HAVAL」が南アフリカで発売

長城汽車のHAVALブランドの新型SUVクーペ『ジョリオン・プロ』
長城汽車のHAVALブランドの新型SUVクーペ『ジョリオン・プロ』全 1 枚

中国長城汽車(GWM)のHAVALブランドは6月21日、新型SUVクーペ『ジョリオン・プロ』を南アフリカで発売した。HAVALの新しい「One GWM」哲学のもとで初めて発売されるモデルで、スタイリッシュでスポーティなデザインと充実した装備を兼ね備えている。

5つのモデルラインナップを用意した。基本モデルの「プレミアム」から「スーパーラグジュアリー」、「ウルトララグジュアリー」まで、1.5リットルターボエンジンを搭載する。さらに、より強力なターボエンジンを積む「1.5T Sウルトララグジュアリー」と、ガソリンハイブリッドモデルもラインナップに加わっている。

外観は、14本のクロームチップ付き垂直バーを持つ六角形のグリルと、スマートなマルチアングルの高さ調整可能なデイタイムランニングヘッドランプが特徴。これにより、スポーティでプレミアムなクーペSUVの外観を実現している。ボディサイズは、全長4470m、全幅1898m、全高1625m。ロングホイールベースにより、内部空間も広くなっている。

インテリアには、マルチファンクションステアリングホイールが採用されており、Apple CarPlayやグーグルAndroid Autoに対応した10.25インチのタッチスクリーンシステムが標準装備されている。ラグジュアリーモデルでは12.3インチのタッチスクリーンと6スピーカーオーディオが追加され、ウルトララグジュアリーモデルではワイヤレス充電機能も備わっている。

エンジンオプションは3つあり、プレミアム、スーパーラグジュアリー、ウルトララグジュアリーモデルには105kWと210Nmの1.5リットルターボエンジンが搭載され、7速デュアルクラッチトランスミッションを介して前輪を駆動する。1.5T Sウルトララグジュアリーモデルは130kWと270Nmのエンジンを搭載し、燃費は7.5リットル/100kmだ。

フラッグシップモデルの「1.5 HEVウルトララグジュアリーDHT」は、140kWと375Nmのハイブリッドパワートレインを搭載している。この専用ハイブリッドトランスミッションは、ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせ、EVモード、シリーズハイブリッド、パラレルハイブリッド、再生モードをシームレスに切り替えることができる。燃費は5.1リットル/100km。パフォーマンスローンチコントロール機能も備えている。

《森脇稔》

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