【シトロエン C5 X PHEV 新型試乗】人生、まあゆったりと行きましょう…島崎七生人

シトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID
シトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID全 15 枚

カタカナ表記すると「ヒプノス・プラグインハイブリッド」がモデル名の試乗車は、今年になりシトロエン『C5 X』に加わった、新しい特別仕様車である。

【画像全15枚】

日本市場でのC5 Xは、今やシトロエンのフラッグシップの位置づけ。導入時、前後して登場したトヨタの新型『クラウン』のクロスオーバーのカタログにアングル“も”ほぼ同じ写真が載っており「ほほぉ」と思わせられたが、今どきクロスオーバー方向を目指すと、シトロエンもこういうスタイルになるということか。

シトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRIDシトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID

とはいえ19インチの大径タイヤ&ホイールを履き、全長×全幅×全高=4805×1865×1490mmのおおらかなボディサイズとデザインのこのC5 Xからは「人生、まあゆったりと行きましょう」と言われているような気もする。

グリプラチナムと呼ぶボディ色(もう1色ブルーエクリプスもある)、ダークコーティングが施されたホイール、フェンダーとリヤの赤いアクセントバッジは専用。他方インテリアはコンビのシート表皮、ドアトリム、センターコンソールに明るいベージュを使うほか、インパネにも明るい木目柄があしらわれ、優しげで居心地のいい雰囲気に仕立てられている。

シトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRIDシトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID

パワートレインは1598ccの4気筒ターボに8速ATを組み合わせ、さらにモーターを加えたPHEVで、このクルマに見合った設定。サスペンションはプログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)に、ダンパー内の油圧を制御しモードが切り換えられるアドバンストコンフォートアクティブサスペンションを組み合わせた構成で、シトロエンらしいカドの取れた乗り味を示す。穏やかな乗り味と走行中のメカノイズの小ささに我が家のシュン(柴犬・オス・2歳5カ月、乗り心地・NVH評価担当)も満足げだった。

もちろん現状でもまったく不満はないのだが、かつての『C6』や『C5』を思い出すと、“X”ではなくとも、あと薄い座布団1枚分だけ低く座ってC5 X同等の心地よさが堪能できるこのクラスのセダンがあればなおいいなあ、とも思った。

シトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRIDシトロエンC5 X HYPNOS PLUG-IN HYBRID

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』の丸目が進化!? 2027年以降、大幅改良でどう変わる
  2. スバルのECVTも搭載された、初代フィアット『パンダ』【懐かしのカーカタログ】
  3. マツダ『ロードスター』のシートを室内チェアに、ブリッド「マルチキャスターPRO」専用アタッチメント発売
  4. 「かなり尖ってそう」「日本導入も期待」BMWの420ccスーパースポーツ『F 450 RR』にSNSで反響
  5. 純正風なのに音が違う! プリウスにカロッツェリア「TS-V174S」を装着、見た目を変えずに高音質化[Pro Shop インストール・レビュー]by サウンドステーション SUBLIME
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  5. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
ランキングをもっと見る