いすゞ、国産初のフルフラットEVバスを運行開始---藤沢工場の構内循環バス

藤沢工場構内を循環するエルガEV
藤沢工場構内を循環するエルガEV全 4 枚

いすゞ自動車は7月2日、藤沢工場の構内を走る循環バスとして、国内初のバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス『エルガEV』の運行を開始したと発表した。

いすゞは2050年までに事業活動から直接排出される温室効果ガス(GHG)ゼロを目指し、工場におけるカーボンニュートラル(CN)化に取り組んでおり、この一環として、CO2を排出しないエルガEVを構内循環バスとして採用した。

いすゞは、決められたルートを走行することの多い路線バスにおいては、CN対応の動力源としてBEVが有力な選択肢の一つであると考えている。商品ラインアップに新たにBEVを導入することでCNの実現に貢献しようと、今年5月にエルガEVを発売した。構内循環バスとして使用されるエルガEVの外装には、フルフラットフロアという特徴を乗客のシルエットで示すデザインを採用した。藤沢工場で働く従業員約6000人の日々の移動手段として活用する。

将来的には、通勤バスとして藤沢工場やいすゞプラザとその最寄り駅である湘南台駅との往復運行での利用も検討している。

《小崎未来@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る