パナソニックエナジーは7月10日、車載用リチウムイオン電池工場を建設している米国カンザス州に立地するカンザス大学と、リチウムイオン電池に関する次世代技術開発や専門人材育成を推進するため合意書を締結し、具体的な連携に向けた協議を開始した、と発表した。
パナソニックエナジーは、現在カンザス州デソトに北米第二工場を建設しており、同工場は2024年度末までに生産を開始し、年間生産能力は約30GWhとなる予定。この工場建設は、北米での車載電池の生産能力を大幅に拡大するためのパナソニックエナジーにおける重要な戦略の一部だ。