トヨタ GR86に限定モデル「箱根」登場、“聖地”ターンパイクをリスペクト 米国限定860台

トヨタ GR86ハコネ(米国仕様)
トヨタ GR86ハコネ(米国仕様)全 14 枚

トヨタ自動車の米国部門は今秋、スポーツカー『GR86』の2025年モデルを米国市場で発売する。2025年モデルには、日本の箱根ターンパイクに敬意を表した「GR86ハコネ」が860台限定で設定されることも明らかになった。

箱根の名が冠された限定車は、先代86でも2019年に『86 Hakone エディション』として米国で販売されていた。箱根ターンパイクは米国の日本車好き、86ファンにとっても聖地として親しまれている。

トヨタ GR86ハコネ(米国仕様)トヨタ GR86ハコネ(米国仕様)

再び登場したGR86ハコネは、「プレミアム」グレードをベースに、2.4リットルの水平対向4気筒ボクサーエンジンを搭載し、228hpのパワーと184lb.-ft.のトルクを発揮。6速マニュアルまたは6速ATの選択が可能となっている。リッジグリーンのボディカラー、18インチのサテンブロンズ仕上げのホイール、ダックテールスポイラー、ブラックアクセント、「ハコネ」エンブレムが装備されている。

内装には、ウルトラスエードのスポーツシートにタンレザーのトリムとステッチが施されており、ブロンズアクセントのシフトノブとGR特別仕様のプレートが独特の雰囲気を醸し出している。

トヨタ GR86ハコネ(米国仕様)トヨタ GR86ハコネ(米国仕様)

ブレンボ製ブレーキとSACHSダンパーが標準装備されている。SACHSダンパーは高圧窒素とオイルで満たされ、広範囲の速度で振動を吸収し、地面との接触を最大化し、安定したステアリングをサポートする。ブレンボの赤い4ピストンフロントと2ピストンリアのブレーキキャリパーを装備した。

0-96km/hの加速は6速マニュアルトランスミッションで6.1秒、6速ATで6.6秒。どちらのトランスミッションでも、トルセンLSDを装備し、コーナリング時のトラクションを向上させている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  2. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  3. その“黄色い枠”も隠せます! 必見のナンバーフレーム最新アイテム5選[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る