カルマオートモーティブ、8月の「モントレー・カー・ウィーク2024」で連日の新発表を予告

カルマ・カヴェヤの内装スケッチ
カルマ・カヴェヤの内装スケッチ全 4 枚

カーマニア垂涎のイベント「モントレー・カー・ウィーク」が8月に開幕する。これに合わせ、カルマオートモーティブは様々な発表を用意しているという。

その第一弾として、8月16日に開催される「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、カルマ『カヴェヤ』を初公開すると発表した。

同時に、新たな車両セグメントを創出する『GT-UV』デザインスタディも発表される予定。カヴェヤとGT-UVに加え、3月に公開された『ギセラ』も展示される。

カルマ・ギセラカルマ・ギセラ

8月17日には、モントレー・モータースポーツ・フェスティバルでカヴェヤが第3世代『レヴェーロ』と共に展示される。レヴェーロは、電動と内燃機関を融合させたE-REV(レンジエクステンダー)パワートレインを搭載し、優れた航続と高性能を実現している。

8月18日の第73回「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」では、カヴェヤがコンセプト・ローンに展示される。これに先立ち、8月15日にはカルマ・オートモーティブのマルケス・マッカモン社長が、顧客向けのプライベートレセプションを開催する。

第3世代のレヴェーロは、今年第4四半期から顧客に納車が開始される予定で、同社のカスタマイズ能力を示す最初の生産車となる。また、カヴェヤは、カーボンファイバー製のクーペボディとバタフライドアを備え、最大1000hpの電動パワートレインを積む。価格は30万ドル(約4642万円)からだ。

カルマ・レヴェーロ 改良新型カルマ・レヴェーロ 改良新型

カルマオートモーティブは、車の美しさだけでなく、知性、革新性、能力を示すことで、高級車市場への参入を確固たるものにする。「モントレー・カー・ウィーク」に向けて、さらなる発表が予定されているという。

カルマオートモーティブの新しいデザイン言語の中心は「コメットライン」。内装は宇宙飛行を思わせるデザインで、クライアントの要求に応じてカスタマイズが可能。高級オーディオブランド「マスター&ダイナミック」のオーディオシステムも初めて搭載される。

GT-UVデザインスタディは、マルチテレイン対応の新セグメントを確立し、4シーターのコンセプトカーとして発表される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る