ランボルギーニ（Lamborghini）は7月29日、2024年上半期において、納車台数、売上高、営業利益のすべてで過去最高の業績を達成した、と発表した。
サンタガタ・ボロニェーゼ工場で生産される3つのモデル、『レヴエルト』、『ウルス』、『ウラカン』の商業的成功がこの結果をもたらした。
上半期は5558台の車両が納車され、売上高は16億2100万ユーロに達した。これは2023年同期間比で14.1%の増加。営業利益は4億5800万ユーロに達した。
利益率は28.2%に達し、同社の戦略の成功と納車と財務パラメータのバランスの良さを示している。
納車に関しては、EMEA、アメリカ、APACの3つの地域で均等に分布しており、それぞれ2498台、1849台、1211台が納車された。個別市場では、米国が1621台でトップ、次いでドイツ（595台）、英国（514台）、日本（354台）、中国本土・香港・マカオ（337台）、イタリア（268台）となっている。
受注残高も堅調で、レヴエルトは2年以上の納車待ちが見込まれている。ウラカンの注文は12月の生産終了までカバーされており、「ウルスSE」も1年分の生産をカバーする注文を受けている。これらの結果は、ランボルギーニのディレツィオーネ・コル・タウリプログラムの成功を証明している。
同社のステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは、「2024年上半期に達成した結果に非常に誇りを持っている。私たちは会社の歴史上最大の投資を背景に、製品ラインアップの拡大を目指す重要なフェーズを迎えている」と述べている。
