BMWの電気自動車にV2L & V2H機能を搭載

BMW i7 M70 xDrive
BMW i7 M70 xDrive全 1 枚

ビーエムダブリュー(BMWジャパン)は8月1日、電気自動車のBMW『iX1』『iX2』『i5』『i5ツーリング』、『i7』『iX』に、車両に蓄えた電気を電気機器に利用できるV2L(Vehicle to Load)機能および家庭用電源に利用できるV2H(Vehicle to Home)機能を搭載すると発表した。

この新機能は、電気自動車のリチウム・イオン・バッテリーに蓄えられた電気を、電気機器や家庭用電源に利用することで、電気自動車の利便性を大幅に向上させるものである。

日本で広く普及している急速充電の規格CHAdeMo(チャデモ)に専用の機器を接続することで、V2L機能により電気機器に、V2H機能により家庭用電源に電気を供給することが可能となる。ただし、V2H機能による家庭の電源ネットワークへの給電は、災害等による停電時に限られる。

BMWグループは、2012年に発表したBMW『i3』より電気自動車を本格的に導入し、現在では19モデルの電気自動車をBMW正規ディーラーおよびMINI正規ディーラーを通じて販売している。BMWブランドは2030年までに世界での販売台数の半分を電気自動車とすることを目標としており、MINIブランドは2030年代前半までにすべてのラインアップを電気自動車とすることを目指している。

BMWの電気自動車に新たに搭載されたV2L & V2H機能により、電気自動車の利便性が向上することが期待される。

《小崎未来@DAYS》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【BYD ドルフィン 新型試乗】日産サクラと比較するつもりはないが…中村孝仁
  2. ダムドからホンダ『N-BOX』シリーズ用のボディキット、『ロドニー』・『アンジー』が登場
  3. 「欲しいクルマも買えない時代…」ホンダ『シビックタイプR』受注停止にSNSでは嘆きの声
  4. 日産『GT-R』新規注文受付を終了、18年の歴史にいよいよ幕
  5. 日産『エクストレイル』3000台以上をリコール…先行車や対向車にハイビーム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  2. 自動運転車のLiDARセンサーに脆弱性、「長距離から無効化可能」慶応大学が発見
  3. スバルが組織改正、新体制で顧客体験を強化へ…4月1日付
  4. ホンダが電動化加速へ組織再編、モビリティ事業強化…4月から新体制に
  5. VWグループ、中国CATLと戦略的提携…EV向け電池を共同開発へ
ランキングをもっと見る