フィアット、グローバル市場に再進出…新型SUVやファストバックモデルの開発が進行中

フィアット 600ハイブリッド
フィアット 600ハイブリッド全 6 枚

フィアット(FIAT)は7月30日、今後の新車計画を発表した。フィアットは2024年を重要な年と位置づけ、さらなる飛躍を目指している。

この夏以降、フィアットは新たなグローバルモデル、『グランデ・パンダ』の注文を開始する予定。続いて、アバルト『600e』やフィアット『500eジョルジオ・アルマーニ』も発売する計画だ。

現在、フィアットはグローバル市場への復帰を目指し、イタリアンデザインと開発、グローバルプラットフォーム、そして地域の重要性という3つの柱を重視している。グランデ・パンダは、フィアットの新しいグローバルファミリーの最初の車種。今後10年間でフィアットはあらゆる顧客に適した製品を用意する計画で、顧客を中心に据えた戦略を掲げる。

フィアット・グランデパンダフィアット・グランデパンダ

フィアットは、イタリア・トリノのミラフィオリ工場でハイブリッドの『500イーブリダ』を生産し、2024年の発売を予定している。また、SUVやファストバックモデルの開発も進行中で、これらの新モデルは今後数年以内に市場に登場する見通しだ。

これらの戦略的な新モデルの投入は、包括性、創造性、イタリアンスタイル、そしてグローバルな精神を特徴とする新しいシーズンを象徴している。

ヨーロッパ市場において、フィアットは大胆な選択を行った。完全電動化への移行である。これは環境に優しく、顧客にとっても価値があるという社会的に意義のある戦略でもある。フィアットの新モデルや将来のモデル、例えば600、500、グランデ・パンダなどは、全てEVまたはハイブリッドのパワートレインを搭載する予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る