自動車向けソフト開発をクラウドで迅速化…イーソルの新OSが英Armの最新プロセッサに対応

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イーソルは7月31日、主力製品のスケーラブルリアルタイムOS「eMCOS POSIX」が、英国Arm社の最新リアルタイム安全性対応型プロセッサ「Arm Cortex-R82AE」に対応した、と発表した。

この発表は、主要な自動車サプライチェーン・パートナー間の緊密な連携を通じて、Arm社のエコシステムが目指す継続的な自動車のイノベーション推進を示しているという。

この成果は、Corellium社が開発したArm Virtual Hardware(AVH)の下で、Arm社の最先端Automotive Enhanced IPの仮想プロトタイプを利用することで実現した。AVHは、ISAパリティを提供するArm IPの高性能な仮想プラットフォームをホストするクラウドサービスであり、Amazon Web Services(AWS)上で動作するクラウドベースの仮想化モデルにリアルタイムOSを迅速に展開できる。これにより、従来の仮想プロトタイプと比較して開発時間を大幅に短縮することが可能となる。


《森脇稔》

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