自動車向けソフト開発をクラウドで迅速化…イーソルの新OSが英Armの最新プロセッサに対応

イーソルのロゴ
イーソルのロゴ全 1 枚

イーソルは7月31日、主力製品のスケーラブルリアルタイムOS「eMCOS POSIX」が、英国Arm社の最新リアルタイム安全性対応型プロセッサ「Arm Cortex-R82AE」に対応した、と発表した。

この発表は、主要な自動車サプライチェーン・パートナー間の緊密な連携を通じて、Arm社のエコシステムが目指す継続的な自動車のイノベーション推進を示しているという。

この成果は、Corellium社が開発したArm Virtual Hardware(AVH)の下で、Arm社の最先端Automotive Enhanced IPの仮想プロトタイプを利用することで実現した。AVHは、ISAパリティを提供するArm IPの高性能な仮想プラットフォームをホストするクラウドサービスであり、Amazon Web Services(AWS)上で動作するクラウドベースの仮想化モデルにリアルタイムOSを迅速に展開できる。これにより、従来の仮想プロトタイプと比較して開発時間を大幅に短縮することが可能となる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る