本田技研工業(ホンダ)は8月7日、2025年3月期第1四半期決算を発表した。売上収益は対前年同期比16.9%プラス、営業利益率は9.0%プラスの増収増益を記録した。四輪事業販売は日本、米国で好調だったが中国市場は前年同期を下回った。
第1四半期連結累計期間の連結売上収益は、二輪事業や四輪事業における増加や為替換算による増加影響などにより、5兆4048億円と前年同期にくらべ16.9%の増収となった。
営業利益は、諸経費の増加などはあったものの、売価およびコスト影響による利益増などにより、4847億円と前年同期にくらべ22.9%の増益となった。営業利益率は9.0%。税引前利益は、5594億円と前年同期にくらべ8.7%の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、3946億円と前年同期にくらべ8.7%の増益となった。