SHOEIから新型ジェットヘルメット「Jクルーズ3」発売、空力・排気性能が大幅アップ

Jクルーズ3 マットブラック
Jクルーズ3 マットブラック全 11 枚

SHOEIから新型ジェットヘルメット『Jクルーズ3』が新発売。税込み価格は6万3800円で、販売開始は11月より。

「Jクルーズ3」は欧州のサングラス規格EN1836に匹敵する高い光学性能を誇るインナーサンバイザーを装備し、視界環境の変化に即座に対応できる「Jクルーズ」シリーズの最新モデル。よりスポーティーで洗練されたデザインに進化し、空力性能でも浮き上がろうとするリフトが約5.5%、前方から押し付けられるドラッグが約4%、それぞれ従来モデルから向上している。

内装表面生地は、吸水速乾性の高い生地と起毛生地をハイブリッドで使用。ヘルメットの着脱時に肌と擦れやすい被り口部分には柔らかい触り心地の起毛生地を、額など汗をかきやすい部分には吸水速乾性の高い生地を配置している。他の部分に比べ雨などで汚れやすく痛みやすいチークパッドの底面部分には、表面に耐久性の高い合皮素材を採用する。

Jクルーズ3 マットブラックJクルーズ3 マットブラック

部分的な厚みや曲率を変え、歪みを最小限に抑えたクリアな視界を実現したCJ-2シールドを装備。ジェットヘルメットに最適化した設計で、下端部のリブがシールド下からの風の侵入を最小限に抑えている。低速走行時などのシールドの曇り除去に便利な、シールド微開ポジションも従来モデルから継承。

「Jクルーズ3」ではまた、ライダーが快適かつライディングに集中できるベンチレーション性能を追求。走行風をヘルメット内へ取り入れるエアインテークと、ヘルメット内の熱気を排出するエアアウトレット両方の性能を強化し効率化を高めている。アウトレットホールは従来モデルから1か所増え、3か所に配置。同社大型風洞設備での検証により排気効率を高めるパーツ形状を割り出したことで、100km/h相当の環境下において従来モデル比約70%の大幅な排気性能向上を実現している。

ストラップには厚手のグローブのままでチンストラップの締結と解除が可能な、マイクロラチェット式チンストラップを採用。2か所のツメで保持する安全設計はそのままに、コンパクトかつ軽量に進化している。ストラップ部分には高強力・高弾性の高機能繊維を編み込むことで強度を確保しながらもスリムになり、締結時のフィット感を高めている。

Jクルーズ3 マットブラックJクルーズ3 マットブラック

また、ヘルメットデザインとの融合性を高めた専用設計コミュニケーションシステム「SHOEI COMLINK」にも対応。装着部分はよりコンパクトになり、装着時のヘルメットデザインとの一体感も高められている。

S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)、XXXL(65cm)の6サイズ展開。カラーはルミナスホワイト、パールブラック、マットブラック、マットブルーメタリック、アンスラサイトメタリック、ガーネットメタリック、マットディープグレー、バサルトグレーの8色。布袋、シリコンオイル、防曇シート、SHOEIロゴステッカー、サービスツール、スペア防曇シート用ピンが付属する。

《ヤマブキデザイン》

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