インフィニティ、ブランド35年のデザインを振り返る

左から時計回りにインフィニティQX80新型、FX50、Q45
左から時計回りにインフィニティQX80新型、FX50、Q45全 2 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)は、米国で開催されたペブルビーチ・オートモーティブ・ウィークおよびペブルビーチ・コンクール・デレガンスに参加し、ブランドの35年間のデザインに焦点を当てた展示を行った。

1989年のブランド立ち上げ以来、インフィニティは日本の「おもてなし」の精神を取り入れた大胆なデザインで知られている。

代表的なモデルには、『Q45』セダン、『FX50』クロスオーバー、『QX80』フルサイズSUVがある。Q45は、ブランドの最初のモデルで、独特のスタイルと広々としたラグジュアリーなインテリアが特徴だった。FX50は、2003年の初代『FX』以来、ファンや顧客に高く評価されている。新型QX80は、ブランドのデザイン言語の最新の表現であり、ブランドの製品ルネサンスを象徴している。

左からインフィニティQX80 従来型、日産パトロール、ダットサン2000左からインフィニティQX80 従来型、日産パトロール、ダットサン2000

また、インフィニティは、日本車の革新とデザインがアメリカに与えた重要な影響を祝うために、日本車インビテーショナル(JAI)を5年連続で開催した。展示された車両は、プライベートコレクター、自動車博物館、メーカーのコレクションから借用され、日本の革新、デザイン、性能を象徴するモデルがそろった。

展示車両には、2003年の『FX45』、1991年の『M30』、1969年のダットサン『2000』、1971年の日産『スカイラインGT-R』(通称:ハコスカ)、1980年の日産『パトロール』、1999年の『スカイラインGT-R』(R34)、1997年の日産『ステージアオーテックバージョン260RS』、1991年の日産『フィガロ』が含まれる。

日産自動車のグローバルデザイン担当、シニアバイスプレジデントであるアルフォンソ・アルバイサ上級副社長が、「名誉メダリオン」を選ばれた車両のオーナーに授与する。このメダリオンは、デザインの革新性および歴史的・文化的な影響に基づいて授与されている。

《森脇稔》

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