メルセデスベンツ、車載スクリーンで楽しめるゲームコンテンツを強化

メルセデスベンツがBoosteroidと提携し車載スクリーンで楽しめるゲームコンテンツを強化
メルセデスベンツがBoosteroidと提携し車載スクリーンで楽しめるゲームコンテンツを強化全 3 枚

メルセデスベンツは8月20日、世界最大の独立系クラウドゲームプロバイダーのBoosteroidとの新たな提携を発表した。

この提携により、Boosteroidのアプリが新世代MBUXインフォテインメントシステムを搭載した車両のMBUXエンターテインメントパッケージプラスの一部として2025年から利用可能になる。これにより、メルセデスベンツは車内での没入型ゲーム体験の未来に向けた次のステップを踏み出すという。

8月21~25日まで開催される「gamescom 2024」では、メルセデスベンツの長年のeスポーツパートナーのSK Gamingのブースにおいて、新しいゲーム体験をメルセデスベンツ『Eクラス』新型で試すことができる。

ゲームとeスポーツの重要性と文化的意義が増す中、それらのメルセデスベンツおよびその顧客に対する関連性も高まっている。クラウドゲームコミュニティは2030年代初頭までにゲーマーの90%がクラウドベースのゲームを選ぶと予測しており、BoosteroidはSteamやEpicなどの人気サードパーティプラットフォームからゲームをプレイすることをこれまで以上に容易にしている。現在、Boosteroidは「Fortnite」や「Sea of Thieves」などの多数のトリプルAゲームを含む1000以上の高品質タイトルを用意している。

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Boosteroidのサブスクリプションモデルを利用することで、ユーザーは購入したゲームをほぼすべてのデバイスでプレイできる。これにはPC、ノートパソコン、スマートフォン、スマートTVが含まれ、MBUXインフォテインメントシステムもまもなくそのリストに加わる予定だ。

Boosteroidアプリは2025年にヨーロッパ、北米、南米で利用可能となり、車内のアプリストアからダウンロードできる。最適な車内ゲーム体験を楽しむためには、ユーザーはBluetoothゲームコントローラーや携帯電話を使用して、自分のゲームをプレイすることができるが、車両が駐車中のみである。

なお、gamescomでは、SK Gamingのブースで中国市場向けメルセデスベンツに導入される新作ゲーム「Need for Speed Mobile」も試すことができる。

《森脇稔》

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