ネクセンタイヤ、AIと3Dプリント技術で金型製造期間を70%短縮へ

ネクセンタイヤ、AIと3Dプリント技術で金型製造期間を70%短縮へ(写真はイメージ)
ネクセンタイヤ、AIと3Dプリント技術で金型製造期間を70%短縮へ(写真はイメージ)全 2 枚

韓国のネクセンタイヤは8月21日、タイヤの開発にXAI(eXplainable AI)と3Dプリント技術を導入した、と発表した。

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ネクセンタイヤは、プレミアム自動車メーカーに新車装着タイヤを供給することで品質と技術力を証明しており、これらの革新を通じてグローバルな自動車メーカーとのパートナーシップをさらに拡大することを目指している。

従来のタイヤ開発プロセスは、構造とパターンの設計、金型の作成、試作品の製造、そして車両でのテストを経て最終製品の承認を得るという流れだった。ネクセンタイヤは、XAIと3Dプリント技術を組み込むことで、このプロセスを効率化し、製品の精度を向上させた。

XAIは、機械学習アルゴリズムによって生成された結果の原因とプロセスを理解し分析する人工知能技術である。基本設計、主要設計変数、性能貢献度、設計方向などの情報を分析し、タイヤ設計の効率を最大化し、開発者の要件を満たす最適な構造とデザインを提案する。

ネクセンタイヤは、XAI駆動の設計を活用してバーチャルタイヤモデルを作成し、仮想環境で製品性能を評価することで、タイヤ開発の精度と速度を向上させている。国内業界初のドライビングシミュレーターの採用は、仮想開発を新たなレベルに引き上げるという。

ネクセンタイヤの開発におけるAI導入イメージネクセンタイヤの開発におけるAI導入イメージ

モデルが仮想開発段階を通過すると、最終評価のために物理的な試作品が製造される。この際、タイヤの形状を形成するための金型が必要となる。ネクセンタイヤは3Dプリント技術を利用して金型を製造し、さまざまなデザインと仕様の試作品を同時に作成することができる。これらの試作品はすでに仮想開発プロセスで検証されているため、最終製品の承認の可能性が大幅に高まる。

従来、金型の製造には2~3か月かかっていたが、3Dプリント技術を用いることでこの期間を少なくとも70%短縮できる。また、製造コストも少なくとも50%削減でき、開発初期段階からコスト効率を確保できる。

3Dプリントを基にした金型製造技術は、多様で複雑なパターンやサイプ(トレッド上の小さなスリット)を含む革新的なタイヤデザインを可能にする。これは高性能車両をサポートし、消費者に向上した性能と安全性を実現するために重要。ネクセンタイヤは、独自のアイデアを取り入れた3Dプリント技術に関する国際特許を申請している。

《森脇稔》

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