フォードの人気コンパクトSUV『ブロンコスポーツ』、本格オフロードパッケージ「サスカッチ」設定

フォード・ブロンコスポーツ 改良新型
フォード・ブロンコスポーツ 改良新型全 6 枚

フォードモーターは8月26日、人気の小型SUVシリーズ、フォード『ブロンコスポーツ』の改良新型を米国で発表した。

改良新型には、新しいオフロードパッケージとして、「サスカッチ」を設定する。このパッケージは、ブロンコスポーツのバッドランズおよびアウターバンクスに対応し、あらゆる地形を走破するための高性能を追求する。

この新しいサスカッチパッケージは、1.5リットルの「アウターバンクス」と2.0リットルの「バッドランズ」に対応しており、より自信を持ってオールテレインドライブを楽しむことができるという。サスカッチパッケージには、ツインクラッチリアドライブユニットとロッキングリアディファレンシャルが含まれている。

フォード・ブロンコスポーツ 改良新型フォード・ブロンコスポーツ 改良新型

サスカッチパッケージには、新しいラリーG.O.A.T.(Goes Over Any Type of Terrain)モードにより、砂地での高速走行時にギアを長く保持し、スロットル応答を鋭くし、ステアリングからのフィードバックを増加させることができる。また、ラリーモードが、サスカッチパッケージに標準装備されている。

さらに、トレイル・ワンペダルドライブはトレイルコントロールと組み合わせて、ロッククローリング中により正確で自信を持って操作できるようにする。この機能を使用すると、ドライバーはアクセルペダルだけで車両の速度を制御できる。アクセルを緩めると自動的にブレーキがかかり、完全に離すと車両が制御された停止状態になる。

標準13.2インチのセンターディスプレイには、SYNC 4システムが搭載されており、無線でのソフトウェア更新が可能。ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoも標準装備されており、対応するモバイルデバイスを車両に接続するためにケーブルを不要にした。

フォード・ブロンコスポーツ 改良新型フォード・ブロンコスポーツ 改良新型

改良新型は、フロントおよびリアバンパーに新しいモジュラーポイントが追加され、ブラシバーやドライビングライト、デューンフラッグ用のマウントなど、さまざまなアクセサリーを取り付けることができる。

これらの機能的な要素はフロントフェンダーにも及び、新たにセグメント独自の統合タイダウンが装備されている。これにより、ルーフトップの荷物やギアを最大150ポンドまで固定することができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  3. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  4. 【VW ゴルフGTI 新型試乗】自動車を運転することが楽しかった時代に引き戻される…中村孝仁
  5. 普通免許で乗れる「電動トゥクトゥク」、64万9000円から予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る