先進運転支援システム、41%が「機能を理解していない」…ジャガー・ランドローバーが調査、理解度向上へ

先進運転支援システム、41%が「機能を理解していない」…ジャガー・ランドローバーが調査
先進運転支援システム、41%が「機能を理解していない」…ジャガー・ランドローバーが調査全 3 枚

ジャガー・ランドローバー(JLR)は8月23日、先進運転支援システム(ADAS)に関するドライバーの理解を深めるための取り組みを強化すると発表した。これは、JLRが実施した調査で、多くのドライバーがADAS技術について充分に理解していないことが明らかになったため。

ジャガーランドローバーの先進運転支援システム

JLRの調査によると、回答者の41%が「自分の車に搭載されているADASシステムの機能を理解していない」ことが判明した。さらに、ADASシステムのセンサーが汚れや氷などで遮られると、その効果が低下することを知らないドライバーが多いことも明らかになった。

具体的には、調査の結果、36%の英国ドライバーが「ADASセンサーが汚れて機能しなくなった経験がある」と回答。20%のドライバーは「センサーの効果を維持するために車を頻繁に洗車する予定がない」と答えた。また、22%のドライバーは「月に一度も車を洗車しない」ことが分かった。

JLR(ジャガー・ランドローバー)の先進運転支援システムJLR(ジャガー・ランドローバー)の先進運転支援システム

この調査結果を受けて、JLRは英国の運転免許・車両基準局(DVSA)と協力し、ADASシステムに関する情報をガイドブックやその他の資料に追加するなど、ドライバーの認識を高めるための取り組みを進めている。DVSAは、ADASシステムの効果的な運用とメンテナンスについての公的なガイダンスを発行している。

JLRの製品エンジニアリング担当エグゼクティブディレクター、トーマス・ミューラー氏は、「道路安全が技術の進歩によって大幅に向上しているが、ドライバーが自分の車に搭載されているシステムについて学び、それを効果的に運用・維持することが重要」と述べている。

さらに、JLRは次世代のEVにNVIDIA DRIVEソフトウェアプラットフォームを採用し、アクティブセーフティ、自動運転、駐車システム、ドライバー支援システムなどの幅広い機能を用意する予定だ。車内では、AI機能を活用したドライバーおよび乗員のモニタリングや、車両環境の高度な可視化が実現される。

《森脇稔》

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