BMWグループは8月27日、ハンガリーのデブレツェンに新設した工場で、最先端の塗装技術を導入した、と発表した。
この新工場では、ガスフリーの塗装技術を採用し、環境への負荷を大幅に削減することを目指している。
デブレツェン工場の塗装施設は、BMWグループの生産ネットワークで初めて、化石燃料を一切使用しない塗装技術を導入した。これにより、塗装工程での二酸化炭素排出量を大幅に削減することが可能となる。具体的には、電力を熱に変換する「パワー・トゥ・ヒート」技術を使用し、従来の天然ガスを使用したオーブンを全て電力で稼働させる。