航空機に船舶、列車も水素で…ヒョンデが燃料電池システムのラインアップ拡大へ

FCEVのヒョンデ・ネッソ(参考)
FCEVのヒョンデ・ネッソ(参考)全 3 枚

ヒョンデは、水素バリューチェーン事業ブランド「HTWO」を通じて、燃料電池システムのラインアップを拡大すると発表した。

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エネルギー転換期におけるトップクラスのエネルギーリーダーシップを確保するため、グループ全体で水素技術能力を強化することを目指している。トラムや列車、先進的な空中移動手段、重機、船舶など多岐にわたる用途に拡大展開する計画だ。

ヒョンデは、クリーンな水素の需要が増加しているのは、石油、セメント、鉄鋼などの難脱炭素化セクターや、船舶や航空機などの長距離輸送における利用拡大が成長要因の一つと考えている。同社はHTWO事業を通じて持続可能なエネルギー技術とソリューションに焦点を当て、2045年までにネットゼロを達成し、生産と運用の全段階でカーボンニュートラルを目指す。

ヒョンデは、水素をエネルギー戦略の中核要素と位置付け、輸送だけでなく生活や産業のあらゆる側面で利用可能なエネルギー源にすることを狙う。水素は高いエネルギー密度、貯蔵と輸送の容易さから優れたクリーンエネルギー。同社は、廃棄物から水素を生成する「Waste-to-Hydrogen(W2H)」やプラスチックから水素を生成する「Plastic-to-Hydrogen(P2H)」などの革新的な水素生産方法を世界中で活用している。

HTWO Gridは、ヒョンデのモビリティとエネルギーの統合を象徴し、柔軟なエンドツーエンドの水素ソリューションを提供している。この技術の実際の応用例として、NorCAL Zero ProjectやPort Decarbonization Initiativeがあり、港湾全体の運営に水素の応用を拡大する計画も進行中。クリーン物流事業においては、ジョージア州のHMGMAを皮切りに、北米と韓国でソリューションを実施している。

ヒョンデの取り組みは、持続可能な未来に向けた大きな一歩であり、エネルギー転換期におけるリーダーシップを確立するための重要な戦略となる。

《森脇稔》

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