アウディ『S3セダン』改良新型、RS3のトルクスプリッター技術採用でパワーアップ

アウディ S3セダン 改良新型
アウディ S3セダン 改良新型全 5 枚

アウディは9月5日、高性能小型セダン『S3セダン』の改良新型を米国で発表した。改良新型は、パワーの増加、シャシーの改良、そして『RS3』から導入された先進的なトルクスプリッター技術の追加により、性能が向上している。

アウディ『S3セダン』改良新型

S3改良新型は、アウディのSモデルに共通するバランスの取れたパフォーマンスを維持しつつ、さらにスポーティで引き締まった外観を持つ。六角形のフレームレスシングルフレームグリルは、新しい構造でより平たく広がり、L字型のデザイン要素がグリルを強調している。大きな角型のサイドエアインテークと相まって、ダイナミックなキャラクターを際立たせている。

アウディ S3セダン 改良新型アウディ S3セダン 改良新型

リアバンパーも新設計され、フロントのシングルフレームグリルのLウィングデザイン要素がリアにも反映されている。リアディフューザーは2分割され、縦型のサイドリフレクターと組み合わせることで、特にスポーティな外観を実現している。さらに、Sモデル特有の4本のホットテールパイプがリアのダイナミックな外観を完成させている。

インテリアもアップグレードされ、シフトレバー前の収納コンパートメント、ドア、フットウェルにアクセントが追加された。センターコンソールとカップホルダーにも輪郭照明が施され、スポーティなキャラクターを強調している。標準装備として、人工皮革のアームレストや2ゾーンのエアコン制御が含まれている。

アウディ S3セダン 改良新型アウディ S3セダン 改良新型

S3改良新型はターボチャージャー付き2.0L TFSI 4気筒エンジンを搭載し、quattro全輪駆動と7速Sトロニックトランスミッションを標準装備している。改良新型では、22hp増加し、328hpとなった。新しいターボチャージャープリロード機能により、スロットル応答が改善され、最大トルクは295 lb-ft(400Nm)で、2100~5500 rpmの広い範囲で利用可能となっている。最高速度は250km/hに制限されている。

RS3から導入されたシャシー改良により、走行ダイナミクスが向上している。新しい標準リアトルクスプリッターとスイベルベアリングサスペンションが、横方向のダイナミクス、トラクション、ダイナミックスタビリティ、ステアリング応答性を向上させている。トルクスプリッター技術により、リアホイール間でのトルク分配が完全に可変となり、ドライビング状況や選択したアウディドライブセレクトモードに応じて、最適なトルク分配が可能だ。

《森脇稔》

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