キャンピングカー牽引時でも自動駐車できる、ボッシュが次世代技術を初公開

ボッシュの次世代の駐車技術「Anywhere parking trailer」のデモンストレーション
ボッシュの次世代の駐車技術「Anywhere parking trailer」のデモンストレーション全 4 枚

ボッシュは9月10日、次世代の自動駐車技術「Anywhere parking trailer」を北米で初公開した。

キャンピングカー牽引時でも自動駐車できる、ボッシュの次世代技術

この技術は、ソフトウェアとセンサーを使用して、ボタン一つで車両とキャンピングカーなどのトレーラーを自動的に駐車するもの。ボッシュは、カメラ、センサー、地理座標、ドライバーの入力をデータ融合し、未舗装の路面や狭いスペースなどの困難な状況でも正確に駐車できる「Anywhere parking system」を拡張している。

この新技術は、ボッシュの「Mobility Experience 2024」イベントで初めて公開された。イベントは、ミシガン州フラットロックにあるボッシュの最新の試験場で開催された。

ボッシュの次世代の駐車技術「Anywhere parking trailer」のデモンストレーションボッシュの次世代の駐車技術「Anywhere parking trailer」のデモンストレーション

ボッシュによると、消費者の期待が新しい車両技術を推進しており、これには大規模なソフトウェア開発が必要。ボッシュは、先進的なソフトウェアとハードウェアのシームレスな統合を通じて、精密な車両制御、性能向上、安全性のサポートを実現するソリューションを提供している。

アメリカ大陸は、ボッシュにとって特にモビリティ分野での成長が重要な地域である。2029年までに、ボッシュモビリティはアメリカ大陸での年間売上高を全体の25%(2023年には608億ドル)に引き上げることを目指している。これは、現在の20%(2023年には124億ドル)からの増加を意味し、地域の戦略的重要性を反映している。ボッシュは、オリジナル機器顧客の要件とエンド消費者の期待に応える革新的なソリューションを開発し、利益のある成長を推進することに焦点を当てている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る