「EVの車内をより静かに」豊田合成、シーリング部品による音の体感システムを開発

豊田合成のシーリング部品(ウェザストリップ)の組み合わせに応じた車内の音の変化を体感できる新システム
豊田合成のシーリング部品(ウェザストリップ)の組み合わせに応じた車内の音の変化を体感できる新システム全 1 枚

豊田合成は、車内の静粛性向上を目指し、シーリング部品(ウェザストリップ)の組み合わせに応じた「車内の音の変化を体感できる」新たなシステムを開発した、と発表した。

電気自動車や燃料電池車はモーターで駆動するため、エンジン音がなくなり静粛性が増す一方、風切り音やロードノイズが耳につきやすくなる。このため、搭載部品の遮音性向上が求められている。豊田合成はこのニーズに対応するため、騒音の侵入を防ぐシーリング部品の性能向上に注力している。

今回開発されたシステムでは、新型車に搭載する部品の形状などを決める前の段階で、開発中のシーリング部品を搭載した際の走行中の音の聞こえ方を体感できる。これにより、最適な部品の組み合わせを提案し、より静かな車内空間づくりに貢献する。また、従来の試作車両での性能評価時に生じていた部品の設計変更が最小限になり、開発工数の低減が期待できる。

このシステムは、豊田合成がこれまで培ってきた音の実測評価技術を活用して実現した。今後は人工知能(AI)による機械学習を組み合わせて予測精度をさらに高め、部品の試作前でも音の聞こえ方を予測・再現できるようにする計画だ。

豊田合成は、車両開発の早期段階で静粛性を高める製品を提案し、より静かで快適なモビリティ社会の実現を目指していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産CEO「GT-Rは出す」復活を明言、発表までは「スカイラインで楽しんで」
  2. レクサス『RC F』と『GS F』計4413台をリコール…走行中にエンストのおそれ
  3. ジャパンディスプレイ、鳥取工場の譲渡先を決定…9月引き渡しへ
  4. 日産、“日本のための”新型『スカイライン』予告で「期待しかない!」とSNS興奮!
  5. 日産、新型『エクストレイルe-POWER』と『ジュークEV』初公開…『スカイライン』次期型も予告
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る