「修理工場向け写真撮影手引」…整備時の透明性確保に向けた取り組み

カメラ(イメージ)
カメラ(イメージ)全 2 枚

日本損害保険協会は、車体整備の消費者に対する透明性確保に向けた取り組みの一環として、「修理工場向け写真撮影手引」を作成した。

この手引は、車体整備事業者(修理工場)から会員会社に対して必要な情報提供が行われるようにするためのものである。損害保険金請求時に必要となる基本的な取り組みとして、工程ごとに写真撮影のポイントを記載している。

今後、会員会社はこの手引を用いて車体整備事業者との連携を図り、自動車ユーザーである消費者に対する透明性ある情報提供と適切な保険金支払いに努める方針だ。

この取り組みは、旧ビッグモーター社による一連の事案を受け、国土交通省が策定した「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン」に基づいている。ガイドラインでは、自動車ユーザーである消費者が車体整備サービスを受ける際やその妥当性・適切性を判断する際に、必要な情報が適切に提供されることが重要であるとする。

保険業界においても、適切な保険金支払いのため、会員会社は自動車ユーザーである消費者に対して損害保険金の認定内容に関する適切な説明を行うことが求められている。説明にあたっては、車体整備事業者から必要な情報の提供を受けられるよう、連携を図っていく必要がある。

手引きは日本損害保険協会のウェブサイトからダウンロードできる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る