「面倒くさい」自転車ヘルメット着用率26.2%の現状

自転車ヘルメット着用(イメージ)
自転車ヘルメット着用(イメージ)全 10 枚

自転車のヘルメット着用努力義務化から1年。努力義務化を認知している人は各年代8割以上。内容まで理解している人も7割を超えるいっぽう、ヘルメット着用者はおよそ4人に1人。世代別の着用率では20歳代男性が高く、50歳代女性が低い結果に。


■2023年4月から自転車利用者のヘルメット着用努力義務化

JA共済連は、2024年秋の全国交通安全運動に合わせて、全国の男女15~84歳の“自転車利用者”と“自転車非利用者(歩行者や自動車ドライバーなど)”計2万2400人を対象に、自転車の交通ルールや自転車のヘルメット着用に関する意識調査を実施した。

2023年4月1日から施行された自転車利用者のヘルメット着用努力義務化を認知している人はどの年代においても80%以上で、その内容を正しく解釈できている人は70%を超えた。いっぽうで、着用している人は全体の26.2%。認知・理解は高くても、ヘルメット着用を実践するには至っていない。なお、着用率がいちばん低かったのは50歳代女性だった。

自転車乗用中にヘルメットを着用しない理由としては、「ヘルメットの着用が面倒だから」がいちばん多く、「似合わない」を上回った。ヘルメットの準備や保管場所、持ち運びといった煩わしさがヘルメット着用を妨げる大きな原因のひとつのようだ。


《レスポンス編集部》

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