[car audio newcomer]スバル XV(保坂直樹さん)by LCサウンドファクトリー 後編

[car audio newcomer]スバル XV(保坂直樹さん)by LCサウンドファクトリー 後編
[car audio newcomer]スバル XV(保坂直樹さん)by LCサウンドファクトリー 後編全 9 枚

サブウーファーの追加で音の進化を体感した保坂さん。さらなるグレードアップを目指してスピーカーの交換、さらにはDSP追加を実施して行く。栃木県のLCサウンドファクトリーでショップに集まるユーザーとも交流がはじまり色々な情報を得ることになる。

◆フロントスピーカーをブルームーンに交換
クリアさに磨きが掛かりリアルさもレベルアップ

スバルディーラーでオプションとして選んだカーナビ+スピーカーに始まった保坂さんのオーディオライフ、低音の不足を感じてLCサウンドファクトリーでサブウーファーを追加したことでオーディオ熱にブーストが掛かる。すっかりお気に入りのサウンドに進化してクルマに乗るのがますます楽しくなっていた保坂さん。しかし半年ほど経ったある日のこと、あるスピーカーに興味を持つ。

「ショップのお客さんの中でも話題になることも多くて、ブルームーンオーディオのスピーカーがすごく気になっていたんです。そんな時にたまたま知人が手放すことになって、タイミング良くブルームーンのAX165を手に入れたんです」

早速、LCサウンドファクトリーでスピーカー交換の相談を開始した保坂さん。まずは2ウェイを純正位置に取り付けるスタイルでオーダーした。周辺機器に関しては従来のままでコストを抑えスピーカーによる音の変化を楽しむことに注力した。

「スピーカーを交換したらサウンドが激変したんです。透き通ったクリアな音になったのが一番の変化点でした。大好きな浜田麻里のハイトーンボイスがこれまで以上にすごく気持ち良く聴けるようになったのが良かったです。いろいろ聴いていくと楽器もリアルさがアップしています。特にアコースティックギターの細かなニュアンスが再現されているところも良いんです。まさに生音って感じのサウンドになって来ました」

◆定位感のアップや各帯域のつながりを重視し
DSPによる詳細なサウンド調整をスタートさせる

LCサウンドファクトリーでスピーカーのインストールを果たして大きくサウンドが向上、こうして当初の目標の多くはクリアした保坂さん。満足感も高く自分でも“これで完成形かな?”と思うこともあったという。しかし徐々に“もっと良くしたい”という欲求がわき上がってくる。次に目指したのは定位やサブウーファーとのつながり感。もっと良くできるのでは? といろいろ調べはじめることにした。

「そう思って調べたり周囲の仲間に話を聞くとDSPで調整するともっと良くなることを知ったんです。そこで今のシステムの音をさらに良くできるのならばと、DSPをシステムに組み込むことを考えました」

普段使いのポータブルプレイヤーとしてiBassoを持っていた保坂さん、これを車内でも使えるようにできるDSPを探し始めた。ミューディメンションの680AMPV2には光デジタル入力があって、DAPをデジタル接続できることを知る。

「DSPを追加すると調整機能はもちろんDAPを車内で利用することともできると知って迷わず導入することにしました。お得感もあって進化させる理由としては良かったと思います」

DSPの追加と同時に高域特性を改善する目的でツイーターマウントポッドを使ってAピラーにツイーター取り付け位置を変更することにした。

「ツイーター取り付けを変更、その上でDSP調整をしてもらって音を聴いたんですが言葉にできないぐらいの進化ぶりでした。特にハイハット、シンバルなどの金属系のサウンドが美しく際立っています。また音の広がり感やひとつひとつの音のツブ立ちも良くなって最高です。もちろん定位もピタリと決まって目の前に音像が定まっているのも素晴らしいです」

◆XVの高音質化には奥さまも満足の様子
セカンドカーへのオーディオ設置も開始

最初は軽い気持ちでオーディオの音を良くしたいと思った保坂さん。しかしいったん高音質化を体感すると“もっと良い音にしたい”という欲求がわき上がってきて、徐々にシステムアップを実施。サブウーファーの追加やスピーカー交換、さらにはDSPの設置などを順に手がけてサウンドの進化を楽しんでいる。

「XVの音がすごく良くなってからオーディオは無くてはならない存在になっています。普段スバル『XV』は妻が乗ることが多いので、自分がプライベートで乗るホンダ『S660』にもオーディオを組み始めました。今後はXVのシステムアップで余ったユニットを順にS660に移設して行く予定です」

XVを普段使いしている奥さまもオーディオのグレードアップは気に入っている様子。

「最初に聴いたときには“ヤバ!”と驚いて満足してくれました。子ども達を乗せてドライブに出かける際にもオーディオを聴かせて英才教育中なんです(笑)。 音楽の良さを小さいうちから体験してもらいたいと思っています」

システムアップを続けてきた保坂さん、次なる変更もすでに計画中。ターゲットに絞っているのはスピーカーのグレードアップさらに3ウェイ化、DSPのグレードアップなども考えている。ひとつひとつ納得のシステムアップをして、ますますオーディオの高音質化を楽しんでいく予定だ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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