チョロQ実車版? ワイルド過ぎる! アウディが電動本格的オフローダーを開発中

アウディ・スポーツバック4X4ダカール 量産型プロトタイプ
アウディ・スポーツバック4X4ダカール 量産型プロトタイプ全 17 枚

アウディが本格的オフロード車を量産に向けて開発中か? アウディは4月に、2024年のダカールラリー優勝を記念した限定仕様、『Q8 e-tron エディション・ダカール』を発表したが、新たなハードコア電動オフロードモデルをスクープした。

ワイルド過ぎる! アウディの電動本格的オフローダー

このプロトタイプは、近日発売予定の『Q6 e-tron スポーツバック』をベースにしているとみられるが、大幅にリフトアップされ、トレッドも拡大されている。Q8 e-tronベースのエディション・ダカールよりワイルド感が大幅に増しており、まるで「チョロQ」の拡大実車版のようだ。

詳細を検証すると、最低地上高は非常に高く、従来型からは完全に変更されたシャーシセットアップを示唆している。足回りには、メルセデスベンツ『Gクラス 4x4 Squared』同様の、分厚いトーヨー「Open Country M/T」タイヤを履いている。

また、ラリーにインスパイアされた幅広のフェンダーエクステンションが、新設計のフロントバンパーとリアバンパー、前面のLEDデイタイムランニングライトと組み合わされ、さらにルーフラックがオフロード車としてのルックスを際立たせている。

アウディ・スポーツバック4X4ダカール 量産型プロトタイプアウディ・スポーツバック4X4ダカール 量産型プロトタイプ

そのほか、グラフィックスを設定可能なLEDライティングや、一体型スポイラーを備えた傾斜したルーフラインなど、近日発売予定のQ6 e-tron スポーツバックから引き継がれているアイテムが伺える。

はたしてこのプロトタイプの目的はなんだろうか。自動車メーカーは通常、公道でコンセプトモデルのテストを行わない。そのため、2つのシナリオが考えられる。ひとつは、2025年のダカールラリーに向けてQ6ラリーカーを準備している、そのテスト車両。だが、アウディはQ8 e-tron エディション・ダカールを発表したとき、より本格的な量産オフロード車の存在を示唆しており、これが市販に向けて開発されている可能性が高い。

パワートレインは、フォルクスワーゲングループの800ボルト「PPE」プラットフォーム、100kWhバッテリー、デュアルモーター全輪駆動を使用すると予想され、最高出力は483ps、ブーストモードで最大510psを発揮するだろう。

Q6 e-tron(SUV)Q6 e-tron(SUV)

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る