トヨタ、日立の「特許情報分析サービス」運用開始 知的財産を可視化

トヨタ自動車本社
トヨタ自動車本社全 3 枚

日立製作所(以下、日立)は9月25日、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)に向けて、「特許情報分析サービス」の提供し、運用を開始した、と発表した。

このサービスは、知的財産(以下、知財)情報を分かりやすいグラフなどで可視化するもので、特許業務に関する専門スキルがない人も、新たな気づきを得られるような分析を容易に行うことができる。

トヨタはこのサービスの導入により、業界動向や競合他社が重要視している技術などの迅速な分析と、その結果に関する情報を関係者間でスムーズに共有することができ、分析業務の効率化につながるほか、新たな気づきを得る機会を増やすことも可能になる。運用に先立ち実施した試行では、知財部門における分析作業が短縮でき、分析作業の効率化により、特許の調査・分析の対応件数を増加できる見込みであることを確認した。


《森脇稔》

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