マセラティ、電動パワーボート『TRIDENTE』発表…600馬力で1時間以内に充電可能

マセラティの電動パワーボート『TRIDENTE』とEVの『グランカブリオ・フォルゴーレ』
マセラティの電動パワーボート『TRIDENTE』とEVの『グランカブリオ・フォルゴーレ』全 5 枚

マセラティは9月25~28日、モナコで開催されたモナコヨットショーにおいて、『TRIDENTEパワーボート』を初公開した。

モナコヨットショーはボートやラグジュアリーヨットファンにとって最も待ち望まれるイベントの一つであり、今年で33回目を迎える。モナコ公国のアルベール2世大公の後援のもと、モナコヨットショーは海をスタイリッシュに楽しむことを愛する人々に捧げられている。

この特別な舞台で、マセラティは2つの最新の革新的な作品を披露した。TRIDENTEパワーボートは、モデナに拠点を置くマセラティと高性能な全電動パワートレインとヨットを開発・製造するVita Powerとのコラボレーションの成果。この10.5mのパワーボートは、最大出力600hp、バッテリー容量252kWhを誇り、巡航速度25ノット、最高速度40ノットを実現する。直流で1時間以内に充電が可能で、10人までの乗客を収容できる。TRIDENTEパワーボートは、マセラティの海上での新たな歴史を刻むものという。

TRIDENTEパワーボートの横には、『グランカブリオ』新型のEV「Folgore(フォルゴーレ)」が展示された。これはラグジュアリーセグメントで初の100%電動コンバーチブルであり、800V技術をベースに開発された。

ローズゴールドのボディ、タイタングレーのキャンバスソフトトップ、ECONYLデニムとアイスのインテリアが特徴だ。

最高速度290km/h、0-100 km/h加速2.8秒を実現し、最新世代の技術で快適さとスポーティな運転の楽しさを両立させている。WLTPサイクルでの航続距離は447kmであり、ドライブモードやエネルギー節約戦略により効率を最適化している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る