VWグループ、顧客のデータ活用で運転支援システム強化…年内にVWとアウディで開始へ

VWグループが顧客データを活用して運転支援システム強化
VWグループが顧客データを活用して運転支援システム強化全 2 枚

フォルクスワーゲングループは、顧客の車両からのセンサーおよび画像データを活用し、運転支援システムや自動運転機能を継続的に最適化すると発表した。

この計画は、全ての道路利用者の交通安全をさらに向上させるのが目的。フォルクスワーゲングループの全ブランドの顧客は、ソフトウェアアップデートを通じて改善された運転機能を享受できる。これらの機能は運転の快適性を高め、全体的な交通安全に寄与する。

この継続的な最適化には、実際の交通状況から得られる高品質なデータが不可欠。その処理には顧客の同意が基本的な前提条件となる。フォルクスワーゲングループは、このイニシアチブを2024年第4四半期からドイツで開始する予定であり、最初はフォルクスワーゲン乗用車およびアウディのモデルから始める。他のグループブランドも順次このイニシアチブに参加し、製品ポートフォリオを準備する計画だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る