BYD、新エネルギー車の生産が900万台目に…スーパーカー仰望『U9』がラインオフ

BYDの新エネルギー車の生産が900万台目に。スーパーカー仰望『U9』がラインオフ
BYDの新エネルギー車の生産が900万台目に。スーパーカー仰望『U9』がラインオフ全 2 枚

BYDは10月3日、中国の深圳工場で900万台目となる新エネルギー車がラインオフした、と発表した。

この記念すべき900万台目の車両は、高性能EVスーパーカーの仰望『U9』だった。

BYDは世界で初めて新エネルギー車の生産台数が900万台に到達した自動車メーカーとなり、中国の自動車産業にマイルストーンを打ち立てた。800万台達成から2ヶ月余りでの達成となる。

2024年、BYDは自動車販売で新記録を更新し続けている。今年上半期の新エネルギー車(乗用車)販売台数は160万7000台に達し、世界トップの座を保持。BYDグループの高級ブランド「仰望(YANGWANG)」も、ラグジュアリーセグメントで着実に成果を上げている。

900万台目となる仰望 U9は、中国自動車産業の最高峰ともいえる存在だ。EVによるスーパーカーの新たな体験を提供するとともに、スーパーカーの世界に強い印象を刻んだ、と自負する。Yi-SiFang(最新世代の四輪駆動プラットフォーム「e4プラットフォーム」)と、最新世代のサスペンションシステムのDiSusインテリジェント ボディ コントロール システムという2つの核心技術に基づいており、さらに新エネルギー分野での様々な技術的ブレークスルーを実現した。

BYDは仰望 U9の高い性能と品質基準を満たすため、中国深圳に専用工場を設立。中国国内初の新エネルギースーパーカー専用の工場だ。仰望 U9は、国内初の量産モデルとしてカーボンファイバー製の車体構造部品を採用し、世界最大の単体カーボンキャビンを使用している。このカーボンファイバーは、強度が鋼の5倍から6倍に達する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. タイプRとホンダウイング、ホンダ公認の保冷ボトルホルダー2種が登場…夏のドライブやツーリングのお供に
  4. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る