世界最小のCd値「0.191」、200万円台の新型EVクーペ『星海S7』発売

東風風行の新型EVクーペ『星海S7』
東風風行の新型EVクーペ『星海S7』全 2 枚

東風汽車(DMG)の東風風行ブランドは、新型EVクーペ『星海S7』を中国市場で発売した。価格は11.98万~13.99万元(約249万円~約291万円)で、3つの異なる仕様を用意し、ユーザーの選択肢を広げている。

発表会では、最初の購入者たちが新車の発売を共に見届けた。北京オリンピック飛び込み金メダリストの練俊傑選手がオーナー代表として登場し、星海S7との縁について語った。

星海S7は中大型の新エネルギー車だ。東風風行の最先端技術の量子架構、マッハE動力、鎧甲バッテリー3.0、星海パイロット自動運転支援システムなどを搭載している。デザインは「行雲流水」の東洋美学を取り入れ、静と動のバランスが取れた内外装が特徴だ。

星海S7の前面空気抵抗を示すCd値は0.191で、これは現在の量産車の中で最も低い数値。また、国内初の8層平線モーター技術を採用し、モーターシステムの効率は94.5%に達する。100kmあたりの電力消費は11.9kWhで、航続は555kmに達し、同クラスでトップレベルの性能を誇る。

さらに、マッハE動力と前マクファーソン+後5リンクサスペンションのレース級シャシーを基に、星海S7は強力な動力と優れた操縦性を実現している。0-100km/hの加速時間は6.67秒で、最小回転半径は5.45mと、優れた走行性能を備えている。

《森脇稔》

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