ドゥカティ『スクランブラー』2025年モデルは、個性あふれる「アイコン・ダーク」と「フル・スロットル」の2モデル

ドゥカティの『スクランブラー』2025年モデルが登場、グレードは「アイコン・ダーク」と「フル・スロットル」の2モデル
ドゥカティの『スクランブラー』2025年モデルが登場、グレードは「アイコン・ダーク」と「フル・スロットル」の2モデル全 9 枚

伊ドゥカティが10月7日、ドゥカティ『スクランブラー』2025年モデルを発表した。販売開始は2025年春を予定。

ドゥカティ『スクランブラー』2025年モデル

ドゥカティ・スクランブラーのエントリーモデルとなる「アイコン・ダーク」はダークブラックの外観を纏い、一切の無駄を排した装いとなった。エンジンを含めて車両全体をブラックで統一したこのモデルは、シンプルかつ効果的に、ダークカラーによる時代を超越した魅力を表現している。

ダークステルスの燃料タンクに配置された「Scrambler」ロゴは、よりモダンになり、マットブラックのアグレッシブな雰囲気とマッチ。スクランブラーならではのサイドパネルやスポーティなテール・フェアリングにより、軽快でスマートなデザインがさらに強調されている。

ドゥカティ・スクランブラー・アイコン・ダークドゥカティ・スクランブラー・アイコン・ダーク

「フル・スロットル」は米国のフラット・トラック・レースからインスピレーションを得た、シリーズ中もっともスポーティなモデル。サイド・ゼッケンプレートには、初代ドゥカティ・スクランブラーがデビューした年である1962年を記念して、「62」の数字が配されている。

スポーティな特徴は、シート地やブラック&ブロンズの伝統的なカラーリングによって強調されていて、1970年代のレーシング・バイクやレーシング・カーからヒントを得たアルミニウム製ホイールにも採用され、エグゾースト・ヒートシールドとフロント・サイドカバーはブラック仕上げとなっている。

ドゥカティ・スクランブラー・フル・スロットルドゥカティ・スクランブラー・フル・スロットル

トラッカー風の装いは、低い位置に設置され可変部分を備えたハンドルバー、ショートタイプのフロント・フェンダー、リア・フェンダーレス仕様によって強調され、認証済みのテルミニョーニ製サイレンサー、ドゥカティ・パフォーマンス製LEDインジケーター、ドゥカティ・クイックシフト・アップ/ダウンを標準装備している。

エンジンはともに803cc 2気筒で、最大出力73ps(53.6 kW)/8,250rpm・最大トルク65.2Nm(6.7kgm)/7,000rpmを発生。電子燃料噴射、50mm径スロットルボディ、ライド・バイ・ワイヤ・システムを搭載する。重量は176kg、標準シート高は795mmとなっている。また、エグゾースト、シート、カラーカバー、ビレット・アルミニウム削り出しの数多くのパーツ(フットレスト、ミラー、タンクキャップを含む)、ソフトバッグなどのオプションパーツも用意されている。

《ヤマブキデザイン》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る