初代BMWミニ登場から22年、「R50」時代の限定車3選【懐かしのカーカタログ】

R50 MINI 限定車
R50 MINI 限定車全 8 枚

今年、BMWが開発・生産する『MINI』の4世代目が登場した。クラシック・ミニの思いが受け継がれた初代が日本市場にお目見えしたのが2002年3月2日(ミニの日)だったから、はや22年。今回はそんな初代「R50」時代の2005年10月に発売された限定車をご紹介したい。

R50 MINI 限定車の3台

●SEVEN(セブン)

今回取り上げる限定車3台は、いずれもクラシック・ミニ時代にあったクルマの名をいわばセルフカヴァーしたものだった。“セブン”は、ADO15と呼ばれた最初のミニが登場した1959年にあった中のオースチン・セブンに由来。

3台の限定車の中では比較的シンプルで、ボディ左側面の“7”のロゴ、15インチアロイホイールや、内装ではシートやインパネに丸をモチーフにしたパターンがあしらわれるなどしていた。ベースは「ONE」または「COOPER」。

●PARK LANE(パークレーン)

高級ホテル、大使館などが建ち並ぶロンドンの一角の名を取った“パークレーン”。ロイヤルグレー/シルバールーフの専用ボディ色を代表色に、外装ではクロームのドアミラーキャップ、16インチアロイホイール、内装にはグレーのパイピングが施された専用デザインのレザーシートを備えた。

カタログではガレージの扉を開けるとこのパークレーンが(他の2車も)現れるギミックも仕込まれていた。ベースは「COOPER」または「COOPER S」。

●CHECKMATE(チェックメイト)

他の2車と同様に、このチェックメイトもクラシック・ミニ時代にも使われた名のひとつだった。ボディサイドにチェッカー・フラッグをあしらうほか、17インチフレームスポークアロイホイール、シルバーのドアミラーキャップを装着。

内装はスペースブルーのクロス/レザーシートと2色のレザーステアリングホイールなどで若々しいイメージに仕上げられていた。ベースは「COOPER」または「COOPER S」。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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