ダイヤゼブラ電機は、水素エンジン用の新型点火コイルを開発したと発表した。この点火コイルは、誤着火防止機能を搭載しつつ高出力を実現しているのが特長。同社は10月より、エンジンメーカー向けに評価用サンプルとして試作品の受注を開始する。水素燃料は地球温暖化対策として注目されており、CO2を排出しない特性から、水素エンジンの開発が活発化している。しかし、水素は着火性が高く燃え広がりやすいため、意図しないタイミングでの誤着火が課題となっていた。